🏛 公的年金・年金制度

「保険料の追納」とは?年金受給額を増やすための制度

未納期間の保険料を後から納める制度

2026/3/203,989 回閲覧国民年金,追納,年金受給額

保険料の追納とは

国民年金保険料の追納とは、過去に保険料の免除、納付猶予、または学生納付特例制度の適用を受けていた期間の保険料を、後から納付する制度のことです。

これらの制度を利用した場合、その期間は年金の受給資格期間には算入されますが、保険料を納付していないため、将来受け取る年金額には反映されません。追納を行うことで、これらの期間も保険料を納付した期間として扱われ、将来の年金額を増やすことが可能になります。

追納できる期間と期限

追納できる期間は、免除・猶予等を受けた期間の10年以内に限られます。例えば、2023年4月に免除承認を受けた保険料は、2033年3月まで追納できます。この期限を過ぎると、その期間の保険料は追納できなくなります。

追納のメリット

  1. 将来の年金額が増える: 追納することで、老齢基礎年金の受給額が増加します。免除や猶予を受けた期間は、年金額計算において一部しか反映されないため、全額を追納することで満額に近い年金を受け取れるようになります。
  2. 社会保険料控除の対象となる: 追納した保険料は、その年の社会保険料控除の対象となり、所得税や住民税の負担を軽減することができます。

追納の手続き

追納を希望する場合は、最寄りの年金事務所または市区町村の国民年金担当窓口に相談し、「国民年金保険料追納申込書」を提出します。申込書を提出すると、日本年金機構から納付書が送付されますので、金融機関やコンビニエンスストアなどで納付します。

なお、追納する保険料は、当時の保険料に一定の加算額が上乗せされる場合があります。これは、時間の経過による物価変動などを考慮したものです。追納を検討する際は、事前に年金事務所で詳細を確認することをおすすめします。

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