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「介護老人保健施設」とは?在宅復帰を目指す医療ケア施設

在宅復帰を目的とした医療ケア施設

2026/3/20311 回閲覧介護老人保健施設,老健,在宅復帰,リハビリテーション

介護老人保健施設(老健)の役割と目的

介護老人保健施設は、介護保険法に基づく施設サービスの一つで、通称「老健(ろうけん)」と呼ばれます。その最大の目的は、利用者が自宅での生活に戻れるよう、リハビリテーションや医療ケア、日常生活上の介護を提供することです。

サービス内容

老健で提供される主なサービスは以下の通りです。

  • リハビリテーション: 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などによる専門的なリハビリテーションが行われます。身体機能の回復・維持、日常生活動作(ADL)の向上を目指します。
  • 医療ケア: 医師や看護師による健康管理、服薬管理、褥瘡(じょくそう)の処置、経管栄養、喀痰吸引などの医療処置が提供されます。
  • 日常生活上の介護: 食事、入浴、排泄などの介助や、生活相談、レクリエーション活動などが行われます。
  • 相談援助: 介護支援専門員(ケアマネジャー)が、利用者や家族の相談に応じ、在宅復帰に向けた支援や退所後の生活に関するアドバイスを行います。

入所の対象者

原則として、要介護認定で要介護1以上の認定を受けている方が対象です。病状が安定しており、病院での治療は不要だが、自宅での生活に戻るには医療的ケアやリハビリテーションが必要な方が入所します。終身利用を目的とした施設ではなく、あくまで在宅復帰を目指すための「中間施設」という位置づけです。

利用期間

入所期間は原則として3ヶ月〜6ヶ月程度が目安とされており、定期的に多職種による会議で在宅復帰の可能性が検討されます。在宅復帰が困難な場合は、他の介護施設への入所を検討することもあります。

費用

利用料金は、要介護度、居室の種類(多床室、個室など)、所得、施設の所在地などによって異なります。介護保険の自己負担割合(1割、2割、3割)に応じたサービス費用のほか、食費、居住費、日常生活費などが自己負担となります。高額介護サービス費制度の対象となる場合もあります。

タグ:介護老人保健施設,老健,在宅復帰,リハビリテーション