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自動車保険の「事故有係数」とは?等級制度との関係を解説

事故を起こすと保険料が上がる仕組み

2026/3/204,167 回閲覧自動車保険, 事故有係数, 等級制度

事故有係数とは

自動車保険における「事故有係数」とは、保険期間中に保険金が支払われる事故(以下、「事故」と表記)を起こした場合に、保険料を割増しするための係数です。これは、保険契約者のリスク度合いを保険料に反映させるための制度の一部であり、等級制度と密接に関わっています。

等級制度との関係

自動車保険には、保険契約者の事故歴に応じて保険料を割引・割増する「ノンフリート等級制度」があります。通常、無事故で保険を更新すると等級が上がり、保険料の割引率が大きくなります。しかし、事故を起こして保険を使った場合、等級が下がるだけでなく、この「事故有係数」が適用されることになります。

事故有係数の仕組み

事故有係数は、事故を起こした回数に応じて適用される期間が決まっています。例えば、1回の事故で保険を使った場合、翌年度から3年間、事故有係数が適用されるのが一般的です。この期間中は、同じ等級であっても、事故有係数が適用されていない契約者と比較して保険料が高くなります。

具体的には、等級ごとに設定されている「無事故係数」と「事故有係数」があり、事故を起こした場合は「事故有係数」が適用されます。事故有係数の方が無事故係数よりも割引率が低く、結果的に保険料が高くなる仕組みです。

事故有係数の影響

事故有係数が適用されると、等級が下がることによる保険料の増額に加えて、さらに保険料が割増しされます。これにより、事故を起こした翌年度以降の保険料は大幅に上昇する可能性があります。この制度は、安全運転を促し、事故を未然に防ぐことへのインセンティブとなることを目的としています。

事故有係数の解消

事故有係数は、適用期間が終了すると自動的に解消されます。例えば、3年間適用される事故有係数であれば、その3年間無事故で保険を更新すれば、4年目からは事故有係数が適用されなくなり、無事故係数に基づく保険料が適用されます。ただし、その期間中に再度事故を起こした場合は、新たな事故有係数が適用され、適用期間が延長されることになります。

このように、事故有係数は、保険契約者の事故歴を保険料に反映させる重要な制度であり、安全運転の意識を高める上で欠かせない要素と言えるでしょう。

タグ:自動車保険, 事故有係数, 等級制度