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所得補償保険とは? 病気やケガで働けないリスクに備える保険

働けない間の収入を補償する保険

2026/3/20168 回閲覧所得補償保険

所得補償保険とは

所得補償保険とは、病気やケガによって仕事ができなくなり、収入が減少または途絶えてしまった際に、その失われた所得を保険金として受け取れる保険です。会社員だけでなく、自営業やフリーランスの方も加入できます。公的医療保険や労災保険ではカバーしきれない、長期間の療養による収入減のリスクに備えることを目的としています。

保険金は、あらかじめ設定した補償期間(例えば、1年間、2年間、または60歳までなど)にわたって、毎月一定額が支払われる形式が一般的です。保険会社によっては、精神疾患による休業も補償対象となる商品もありますが、加入前に補償範囲をよく確認することが重要です。

なぜ今、話題なの?

近年、所得補償保険が注目される背景には、働き方の多様化と、公的保障だけでは不十分なケースが増えていることが挙げられます。

  • 働き方の多様化:フリーランスや個人事業主が増加し、会社員のような傷病手当金制度がないため、病気やケガで働けなくなった際の収入減が直接生活に影響します。所得補償保険は、これらの層にとって重要なセーフティネットとなります。
  • 公的保障の限界:会社員の場合、健康保険の傷病手当金がありますが、支給期間には上限があり、また支給額も給与の約3分の2です。長期にわたる休業の場合、それだけでは生活費を賄いきれない可能性があります。所得補償保険は、公的保障を補完する役割を担います。
  • 医療技術の進歩:病気やケガで命を落とすリスクは減少傾向にありますが、一方で、治療期間が長期化するケースが増えています。これにより、回復までの間の生活費をどう工面するかが大きな課題となっています。

どこで使われている?

所得補償保険は、以下のような状況で活用されています。

  • 自営業・フリーランス:国民健康保険には傷病手当金がないため、病気やケガで働けなくなった際の収入源を確保するために活用されます。
  • 会社員:会社の福利厚生が手薄な場合や、傷病手当金の支給期間を超えて療養が必要な場合に、生活費の補填として利用されます。
  • 専門職:医師や弁護士など、自身の身体やスキルが収入に直結する専門職の方が、万が一の事態に備えて加入するケースも多く見られます。
  • 家計の柱となる方:世帯の主な収入源となっている方が、自身に万が一のことがあった際に、家族の生活を守るために加入を検討します。

覚えておくポイント

所得補償保険を検討する際に、特に覚えておきたいポイントをいくつかご紹介します。

  • 免責期間:保険金が支払われるまでに、一定期間(例えば、7日間や60日間など)の待機期間が設けられていることがあります。この期間中は保険金が支払われないため、ご自身の貯蓄で対応できるか考慮が必要です。
  • 補償期間と支払限度額:保険金が支払われる期間や、1ヶ月あたりの支払限度額は商品によって異なります。ご自身のライフスタイルや必要な補償額に合わせて選択しましょう。
  • 補償対象となる病気・ケガ:精神疾患や特定の持病が補償対象外となるケースがあります。加入前に、補償範囲を必ず確認してください。
  • 保険料と保障のバランス:保険料は、年齢、性別、職業、補償内容によって変動します。必要な保障と保険料のバランスを考慮し、無理なく継続できるプランを選ぶことが大切です。
  • 公的保障との兼ね合い:傷病手当金など、すでに利用できる公的保障がある場合は、それらを考慮した上で、不足する部分を補う形で所得補償保険を検討すると効率的です。

本記事は情報提供を目的としており、特定の保険商品の推奨ではありません。保険の加入・解約は必ず保険会社または資格を持つFP(ファイナンシャルプランナー)にご相談ください。

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