七大疾病とは
七大疾病とは、保険業界で使われる用語で、特定の7つの重い病気を指します。一般的に、以下の病気が含まれます。
- がん(悪性新生物)
- 脳卒中
- 急性心筋梗塞
- 糖尿病
- 高血圧性疾患
- 肝硬変
- 慢性腎不全
これらの病気は、治療が長期にわたったり、高額な医療費がかかったりする可能性があり、生活に大きな影響を与えることが考えられます。そのため、多くの保険商品で、これらの疾病に対する保障が手厚く設定されています。
なぜ今、話題なの?
七大疾病が注目される背景には、医療技術の進歩と平均寿命の延伸があります。
医療技術の進歩により、かつては治癒が難しかった病気も、早期発見や治療法の改善で克服できるケースが増えました。しかし、その分、治療期間が長くなったり、先進医療など高額な治療が必要になったりすることもあります。
また、平均寿命が延びることで、これらの生活習慣病に罹患するリスクが高まります。30代から50代にかけて、健康への意識が高まる時期であり、万が一の備えとして七大疾病への保障を検討する方が増えています。
どこで使われている?
七大疾病という区分は、主に医療保険やがん保険、就業不能保険などの特約として使われています。
- 医療保険:入院給付金や手術給付金に加え、七大疾病で入院した場合に給付金が上乗せされる特約や、特定の七大疾病と診断された場合に一時金が支払われる特約などがあります。
- がん保険:がん(悪性新生物)は七大疾病の一つであり、がん保険は七大疾病の中でも特にがんに特化した保障を提供します。
- 就業不能保険:七大疾病により所定の就業不能状態になった場合に、給付金が支払われる商品もあります。これにより、治療中の収入減少リスクに備えることができます。
保険商品によって、保障される七大疾病の種類や、給付金の支払い条件は異なります。ご自身の健康状態や将来への不安に合わせて、どのような保障が必要か検討することが重要です。
覚えておくポイント
七大疾病について保険を検討する際に、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 保障される疾病の種類を確認する:保険会社や商品によって、七大疾病の定義が異なる場合があります。ご自身が特に備えたい病気が含まれているか確認しましょう。
- 給付金の支払い条件を理解する:診断一時金、入院給付金、手術給付金など、どのような場合に、いくら給付されるのかを把握することが大切です。特に、診断一時金は、診断された時点でまとまった金額が受け取れるため、治療費や生活費に充てやすいというメリットがあります。
- 免責期間や支払い対象外となるケースを確認する:保険によっては、契約後一定期間は保障の対象外となる「免責期間」が設けられている場合があります。また、特定の状態や原因による発病は支払い対象外となるケースもありますので、約款をよく確認しましょう。
七大疾病への備えは、ご自身のライフプランや家族構成、現在の健康状態によって最適な形が異なります。複数の保険商品を比較検討し、ご自身のニーズに合った保障を選ぶことが大切です。
本記事は情報提供を目的としており、特定の保険商品の推奨ではありません。保険の加入・解約は必ず保険会社または資格を持つFP(ファイナンシャルプランナー)にご相談ください。