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DCのデフォルト商品とは?指定運用方法の役割を解説

運用指示がない場合の指定商品

2026/3/203,474 回閲覧確定拠出年金,デフォルト商品

DCのデフォルト商品(指定運用方法)とは?

確定拠出年金(DC)における「デフォルト商品」とは、加入者が運用商品の選択を行わなかった場合に、自動的にその加入者の掛金が配分される運用商品を指します。これは、DC制度の運営管理機関が事前に定めておくもので、法律上は「指定運用方法」と呼ばれます。

なぜデフォルト商品が必要なのか?

DC制度では、加入者自身が運用商品を選び、その運用結果によって将来受け取る年金額が変動します。しかし、金融知識が不足している、あるいは多忙などの理由で、運用商品の選択に迷ったり、選択自体を忘れてしまったりする加入者も少なくありません。そのような場合に、掛金が全く運用されずに放置されることを防ぎ、加入者の資産形成をサポートするためにデフォルト商品が設けられています。

デフォルト商品の特徴

デフォルト商品として設定される運用商品は、一般的に以下の特徴を持つものが選ばれる傾向にあります。

  • 低リスク・低コスト: 元本割れのリスクが比較的低い商品や、信託報酬などの運用コストが低い商品が選ばれることが多いです。
  • 分散投資: 特定の資産に集中せず、国内外の株式や債券などに分散投資を行うバランス型ファンドなどが採用されることがあります。
  • ターゲットイヤー型ファンド: 加入者の年齢や退職時期に合わせて、自動的にリスク水準を調整していくタイプのファンドが設定されることもあります。

加入者への注意点

デフォルト商品は、あくまで運用商品を選択しなかった場合の「代替」です。加入者自身が積極的に運用商品を選択し、自身のライフプランやリスク許容度に応じたポートフォリオを構築することが、DC制度を最大限に活用する上で重要です。デフォルト商品に任せきりにせず、定期的に運用状況を確認し、必要に応じて運用商品の見直しを行うことが推奨されます。

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