🏛 公的年金・年金制度

転職時の年金はどうなる?公的年金制度の仕組みと手続き

転職時の年金手続きと注意点

2026/3/203,273 回閲覧転職、年金、国民年金、厚生年金、年金手帳

転職と公的年金制度の基本

転職は、加入している公的年金制度に影響を与えることがあります。日本の公的年金制度は「国民年金」と「厚生年金保険」の2階建て構造が基本です。

会社員から会社員への転職

会社員(厚生年金保険の被保険者)から別の会社員(厚生年金保険の被保険者)へ転職する場合、原則として年金制度上の空白期間は生じません。前の会社での厚生年金保険の資格喪失手続きと、新しい会社での厚生年金保険の資格取得手続きが連続して行われます。この際、年金手帳は新しい会社に提出する必要があるため、紛失していないか確認しましょう。基礎年金番号は生涯変わらないため、転職ごとに新しい年金手帳が発行されるわけではありません。

会社員から自営業・フリーランスへの転職

会社員(厚生年金保険の被保険者)から自営業者やフリーランスになる場合、厚生年金保険の資格を喪失し、国民年金の第1号被保険者へと切り替える必要があります。この手続きは、市区町村役場の国民年金担当窓口で行います。退職日の翌日から14日以内に手続きを行うのが原則です。手続きを怠ると、国民年金の未納期間が生じ、将来の年金額に影響が出る可能性があります。

自営業・フリーランスから会社員への転職

自営業者やフリーランス(国民年金の第1号被保険者)から会社員になる場合、国民年金の第1号被保険者から厚生年金保険の被保険者へと切り替わります。この場合、国民年金に関する特別な手続きは不要です。新しい会社が厚生年金保険の資格取得手続きを行うことで、自動的に国民年金第1号被保険者の資格が喪失します。

年金手帳の重要性

年金手帳は、基礎年金番号が記載された重要な書類です。転職の際に必要となるため、大切に保管しておきましょう。紛失した場合は、年金事務所で再発行の手続きが可能です。

空白期間と任意加入

転職期間が空いてしまう場合、その期間は厚生年金保険の被保険者ではなくなります。この期間、国民年金保険料を納付しないと未納期間となり、将来の年金額に影響します。空白期間中に国民年金に任意加入することも可能です。また、配偶者が会社員(厚生年金保険の被保険者)の場合、国民年金の第3号被保険者となる選択肢もあります。

転職は年金制度に影響を与えるため、自身の状況に合わせて適切な手続きを行い、将来の年金受給に備えることが重要です。

タグ:転職、年金、国民年金、厚生年金、年金手帳