🏛 公的年金・年金制度

「繰上げ受給の減額率」とは?公的年金の早期受給における影響

年金を早く受け取ると減額される割合

2026/3/201,678 回閲覧繰上げ受給,減額率,公的年金

繰上げ受給の減額率とは

公的年金制度において、老齢基礎年金および老齢厚生年金は、原則として65歳から受け取りを開始します。しかし、希望すれば60歳から64歳の間に年金を前倒しで受け取ることが可能です。これを「繰上げ受給」と呼びます。

繰上げ受給を選択した場合、年金額は一生涯にわたって減額されます。この減額される割合が「繰上げ受給の減額率」です。減額率は、繰上げ請求した月が65歳に達する月の何ヶ月前であるかによって決定されます。

減額率の計算方法

現在の制度では、1ヶ月あたり0.4%の割合で年金額が減額されます。例えば、60歳0ヶ月で繰上げ受給を開始した場合、65歳までの60ヶ月間前倒しで受け取ることになるため、減額率は0.4% × 60ヶ月 = 24%となります。つまり、本来受け取るはずだった年金額の76%が支給されることになります。

減額率の注意点

  • 生涯続く減額: 一度繰上げ受給を選択し、減額された年金額は、その後65歳になっても、またそれ以降も元に戻ることはありません。生涯にわたって減額された年金額が支給され続けます。
  • 老齢基礎年金と老齢厚生年金: 減額率は、老齢基礎年金と老齢厚生年金の両方に適用されます。
  • 選択の重要性: 繰上げ受給は、年金を早く受け取れるメリットがある一方で、生涯にわたる年金額の減少というデメリットがあります。自身の健康状態、経済状況、他の収入源などを総合的に考慮し、慎重に判断することが重要です。

繰上げ受給を検討する際は、年金事務所や街角の年金相談センターで具体的な減額率や受給額の見込みについて相談することをお勧めします。

タグ:繰上げ受給,減額率,公的年金