🏛 公的年金・年金制度

「納付猶予制度」とは?年金保険料の支払いが困難な時に活用できる制度

年金保険料の支払いを一時的に免除

2,709 回閲覧

納付猶予制度とは

納付猶予制度は、国民年金保険料の納付が経済的に困難な場合に、申請により保険料の支払いを一時的に猶予してもらえる制度です。これは、国民年金に加入している20歳以上60歳未満の自営業者や学生、フリーランスなど、会社員のように厚生年金に加入していない方が対象となります。

制度の対象者と要件

この制度を利用できるのは、20歳から50歳未満の方で、本人、配偶者、世帯主の前年所得が一定額以下である場合に限られます。所得基準は毎年見直されますが、おおむね「扶養親族等の数+1」×35万円+22万円が目安となります。所得が基準を超える場合は、申請が却下される可能性があります。

納付猶予の効果

納付猶予が承認されると、猶予された期間は年金の受給資格期間に算入されます。これにより、将来老齢基礎年金を受け取るために必要な加入期間(原則10年)を満たすことができます。しかし、猶予された期間の保険料は支払われていないため、将来受け取る**老齢基礎年金の額には反映されません**。

追納について

納付猶予された保険料は、後から「追納」することができます。追納することで、猶予期間も老齢基礎年金の年金額に反映され、将来受け取る年金額を増やすことができます。追納できる期間は、猶予承認から10年以内と定められています。ただし、2年を過ぎると当時の保険料に加算金が上乗せされるため、早めの追納が推奨されます。

申請方法

納付猶予の申請は、お住まいの市区町村役場の国民年金担当窓口、または年金事務所で行います。申請書に必要事項を記入し、所得を証明する書類などを添付して提出します。申請は毎年行う必要があり、承認期間は通常7月から翌年6月までとなります。

経済的に厳しい状況にある方にとって、将来の年金受給権を確保しつつ、現在の負担を軽減できる重要な制度ですので、該当する方は積極的に活用を検討しましょう。

広告

広告 · 生命保険無料相談