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新価(再調達価額)と時価とは?火災・地震保険の基本を解説

保険金の算出基準となる2つの評価方法

2026/3/20395 回閲覧新価,再調達価額,時価,火災保険,地震保険

火災保険や地震保険における「新価(再調達価額)」と「時価」は、保険金の算出方法を定める重要な概念です。

新価(再調達価額)とは 新価(再調達価額)とは、損害を受けた建物や家財を、同等の品質・規模・用途のものを新たに建築・購入するために必要な金額を指します。つまり、古くなった建物を新築同様に建て直す、あるいは使い古した家財を新品で買い直すのにかかる費用が保険金として支払われることになります。この方式であれば、被保険者は自己負担なしで元の状態に近い形で復旧することが可能となります。多くの火災保険では、この新価での契約が主流となっています。

時価とは 時価とは、損害を受けた時点での建物や家財の価値を指します。具体的には、新価から時間の経過による減価償却費(使用による消耗や陳腐化など)を差し引いた金額となります。例えば、築年数の古い建物や購入から時間が経った家財の場合、新価に比べて時価は大幅に低くなる傾向があります。そのため、時価で契約している場合、損害が発生しても、実際に復旧するためにかかる費用と保険金の間に差額が生じ、被保険者が自己負担を強いられる可能性があります。

両者の違いの重要性 新価と時価の最大の違いは、減価償却費が考慮されるか否かです。新価契約では減価償却費が考慮されないため、損害発生時に被保険者の負担が少なく済みます。一方、時価契約では減価償却費が差し引かれるため、保険金だけでは十分に復旧できないケースも出てきます。保険契約時には、どちらの評価方法で契約するのか、また契約内容がどうなっているのかを十分に確認することが不可欠です。

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