🏛 公的年金・年金制度

「寡婦年金」とは?残された配偶者を支える公的年金制度

夫を亡くした妻への公的年金

2026/3/201,701 回閲覧寡婦年金, 国民年金, 遺族年金

寡婦年金とは?

寡婦年金は、国民年金制度における給付の一つで、国民年金第1号被保険者として保険料を納めていた夫が亡くなった場合に、その夫によって生計を維持されていた妻が受給できる年金です。

受給要件

寡婦年金を受給するためには、以下の要件をすべて満たす必要があります。

  1. 夫の要件

    • 国民年金第1号被保険者として、保険料を10年以上納付していたこと(免除期間を含む)。
    • 老齢基礎年金または障害基礎年金を受給したことがないこと。
    • 年金の支給開始年齢(原則65歳)に達する前に死亡したこと。
  2. 妻の要件

    • 夫が亡くなった当時、夫によって生計を維持されていたこと。
    • 夫との婚姻期間が10年以上であること(事実婚も含む)。
    • 夫が死亡した当時、65歳未満であること。
    • 老齢基礎年金や障害基礎年金を受給していないこと。

支給期間と金額

寡婦年金は、妻が60歳から65歳になるまでの間支給されます。支給額は、夫が受給できたはずの老齢基礎年金の4分の3相当額です。ただし、妻が自身の老齢基礎年金を繰り上げ受給している場合や、遺族基礎年金を受給できる場合は、寡婦年金は支給されません。

請求手続き

寡婦年金の請求は、住所地の市区町村役場または年金事務所で行います。必要書類は、戸籍謄本、住民票、所得証明書、年金手帳など多岐にわたるため、事前に確認し準備することが重要です。

寡婦年金は、夫を失った妻の生活を支える重要な制度ですが、受給要件や他の年金との調整があるため、不明な点があれば専門家や年金事務所に相談することをお勧めします。

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